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VOICE No.113

秋も深まり、朝夕が肌寒くなりました。

皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。日頃からのご支援に心から感謝申し上げます。お陰様で、富田昭雄も元気に飛び廻っています。
コロナ禍も長期化して、医療従事者の皆様は、医療現場で深刻な状況が続く中、頑張っておられますこと心から感謝申し上げます。県議会としても、今後とも支援してまいりたいと思います。また、コロナ後の社会を見据えて、人材育成や新産業の創出など、経済活動を前に進めて行かなければなりません。
今後とも、私ども国民民主党は、改革中道政党として、政府与党に是々非々で臨んでまいります。愛知県連は古川元久代表と共に盛り上げてまいります。何卒、皆様のご指導、ご支援宜しくお願い申し上げます。

ビジネス用自動運転名古屋駅から栄南で実験

経済労働委員会で県の自動運転の実証実験について確認しました。
名古屋駅から栄地区にかけて東西に結ぶ三蔵通を中心とした経路で、自動運転車両を走らせる実証実験を県が始めました。
事前募集した企業関係者が乗り込み、車内空間の活用を検証するほか、乗客がアプリで停車場所を指定する「オンデマンド運行」も試みます。
また、親子向けの試乗体験も予定しています。県のスタートアップ支援拠点「ステーションAI」が開設する2024年10月に合わせた実用化を目指しており、ステーションA I ができる鶴舞公園南と名古屋駅を結んでビジネス客の利用を見込むものです。
車両は小型バス型電気自動車「アルマ」を使い、衛星通信で位置関係を把握しつつ、センサーで障害物を検知します。
信号など必要に応じて、人が発信や停車を操作する実証です。今はレベル2ですが、いずれレベル4の無人で走行することもそんなに遠くないかもしれません。

新型コロナウイルス感染症の先を見据えて元気な愛知へ!

2022年度愛知県9月定例議会が、9月21日から10月14日までの日程で開かれました。
新型コロナウイルス感染症には引き続き対応しながらも、経済活性化や物価高対策も必要となるなかで、一般会計総額では995億余円の補正予算案を始め、条例の一部改正など40議案を集中的に審議し可決成立させました。
今回の補正予算には、新型コロナウイルス感染症対策の充実、市町村が実施する高齢者等に対するインフルエンザワクチンの定期接種事業支援、原油価格・物価高騰による影響を緩和する施策、2025年4月に開校する中高一貫校4校に必要となる中学校校舎等を整備するための基本設計、道路舗装の修繕や河川の浚渫、護岸の改修や治山事業、橋りょうの補修、公園整備、県営住宅の建替えや長寿命化改善、大府市内への警察署の新設に向けた調査、県内の厳しい交通事故情勢を踏まえた道路標識・標示の更新、信号灯器のLED化、などが含まれています。
予算以外の議案では、愛知県スポーツ施設及び社会教育施設条例の一部を改正し、愛知県新体育館を設置するため、位置、業務、利用料金について定めるなど、条例関係議案が6件、人事案件等その他の議案は26件でした。
また、「地方財政の充実・強化について」、「自動車関係諸税の抜本見直しについて」他3件の意見書を国に送付するとともに、昨年度の決算を審議する2つの特別委員会が設置され、今後集中的に審議がなされます。

大村知事が4選出馬に意欲!

来年度予算に向けて、感染症問題の克服、大規模自然災害、安全・安心を確保し、更なる愛知の発展やカーボンニュートラル社会の実現、誰もが活躍できる社会の実現など5つの大きなテーマについて具体的な取り組みを提案しました。
また、本会議の代表質問の答弁にて、知事は来年二月の知事選に向け4選出馬に意欲を示しました。

愛知県もカスタマーハラスメントの現状を認識し対策を!!

最近、小売業や飲食店、医療従事者や鉄道従事者等のエッセンシャルワーカーなど、人と接する職業において、人格を否定する暴言や同じ内容を何度も繰り返すクレーム、謝罪や土下座の強要といった、明らかに一般常識を超えた著しい迷惑行為、いわゆるカスタマーハラスメントが深刻な問題になっています。
全国で180万人が加入するUAゼンセン労働組合の調査でも、73.9%もの方が常識の範囲を超えたクレーム、迷惑行為を体験しており、また、半数以上の方が、その過激度が年々深刻になってきていると答えており、ストレスから精神障害となる場合も多いようです。
こうした労働者にストレスを与えるカスタマーハラスメントへの対策は急務であります。企業としても未然に抑止すること、発生時に早急に対応する仕組みが必要です。こうした取り組みについて県の姿勢を質しました。

世直し富吉コラム

「教育を考える」 受験も偏差値時代は終わり、系列校を増やし囲い込み

「偏差値」というものが、まだ使われていることに驚かされます。もうとっくに偏差値時代は終わっていると思っていました。
しかし、いよいよ少子化で、18歳人口が激減し、合格が、新年を待たず推薦で合格が決まる「年内入試」が主力になります。
受験生の半数以上が、第一志望大学に進むことになり、受験地獄と言われ、偏差値で大学が序列化される時代は終わり、新たな入試の時代に入ります。
また、どの大学、高校も生徒の囲い込みが進み、受験生も、必然的に一発勝負の一般入試より、早めに合格できる「年内入試」を選ぶことになります。
推薦入学が主流になれば、一般入試の難易度を示す偏差値は意味を失います。
今までの偏差値時代は、暗記が主力であり、いかに早く正解に到達できるかを競わせる入試は有効であったかもしれませんが、これからの成熟社会には、正解が一つではなくいくつもある問題に取り組む力が重要であり、思考力や学習意欲が評価される入試に転換されることになると言われています。
さらに、生徒を確保するため、公立も私立も系列校を増やしていきます。
愛知県も明和高校はじめ、半田高校、刈谷高校、津島高校4校が中高一貫になり、系列の中学を持つことになります。
これが始まりで中高一貫は増えていきます。今までは、日本の大学は入試は難しく、入学してしまえば、簡単に卒業できると言われてきました。
これからは、大学全入時代に突入する中、生徒にとって、より良い教育環境をどう構築していくのか求められています。
人材育成の新たな道筋が見えぬまま入試が進めば、日本の今のような成長はありません。

県政トピック

ジブリパークの整備について

ジブリパークの全体5つのエリアのうち、本年11月1日に開園を予定している3エリア、「青春の丘」「ジブリの大倉庫」「どんどこ森」では、建物内の空間を演出する演示工事がまもなく完了を迎えます。
このうち「ジブリの大倉庫」の最新情報をお知らせします。
みどころの1つ目は、映像展示室オリヲン座です。170席を備えた映像展示室で、「三鷹の森ジブリ美術館」のみで上映されているスタジオジブリ制作の短編アニメーション全10作品を順番に上映します。
みどころの2つめは企画展示です。「ジブリの大倉庫」では、開園時にスタジオジブリとジブリ作品の入門編となる「ジブリのなりきり名場面展」、「食べるを描く。」増補改訂版、「ジブリがいっぱい展」の3本の企画展示を観覧いただけます。
「ジブリのなりきり名場面展」は、スタジオジブリ作品の登場人物になりきり、映画の名場面の中に入り込める体験型の展示で、13作品14コーナーの名場面を楽しんでいただけます。
みどころの3つ目は「ショップとカフェ」です。メインショップとなる「冒険飛行団」や、「ジブリの大倉庫」を探検した皆さんが翼を休めるカフェ「大陸横断飛行」、愛知県産の牛乳をオリジナルデザインの瓶でご提供するカウンター式のミルクスタンド「シベリあん」などを設置します。
ジブリパークには、その他にも沢山のみどころがあります。開園まで、あとわずかとなりました。
多くの皆様にご来園いただけることを、心よりお待ちしております。
■問合せ先/県政策企画局ジブリパーク推進課
 電話(052)954―6857(ダイヤルイン)

高齢ドライバーの免許更新に係る新たな制度がスタート

75歳以上の高齢運転者のうち、過去3年間に信号無視など一定の違反行為がある方を対象に、身体機能の低下に関わる運転技能について検査を行うものであり、不合格の場合は、運転免許を更新できないことになります。
現在の合格率は72.1%です。運転技能検査と認知機能検査を同時に行います。
■問合せ先/県警察本部運転免許課
 電話(052)951―1611(代表)

インフル予防接種自己負担ゼロ

高齢者など対象に県が補正予算。今秋以降に、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行を想定し、重症患者の発生を抑えるのが目的。
予防接種法に基づき、市町村が実施するインフルエンザワクチンの定期接種事業について、接種を受ける人の自己負担相当額を県が市町村に補助し、「自己負担ゼロ」とする。
■問合せ先/県県民文化局社会活動推進課
 電話(052)954―6138(ダイヤルイン)

FIA 世界ラリー選手権(WRC)ラリージャパン2022 開催!!

ラリーの最高峰シリーズである「世界ラリー選手権」の日本ラウンドが、愛知県と岐阜県を舞台に今年11月10日(木)~13日(日)に開催されます。
■問合せ先/スポーツ局スポーツ振興課
 電話(052)654―6247(ダイヤルイン)

グローバル・インダストリーの開催に向け愛知県のPR!

欧州最大級の国際産業展「グローバル・インダストリー」に、愛知県ブースを出展し、2 0 2 4 年3月に開催予定の「S m a r tManufacturing Summit by GlobalIndustrie(グローバル・インダストリー日本版)」の開催地としてPRを行い、出展・来場の契機を創出します。
■問合せ先/県経済産業局産業振興課
 電話(052)954―6374(ダイヤルイン)

矢作川カーボンニュートラルプロジェクト」の推進!

矢作川流域をモデルケースとして、”水循環”をキーワードに、再生可能エネルギー等の導入による国土強靱化をはじめ、森林 保全・治水・水道からエネルギーまで含め、官民連携で総合的かつ分野横断的にカーボンニュートラルの実現を目指す。
①ダム群の利用による発電力の増強②遊水池を利用した太陽光発電施設の設置③建設業におけるCO2の排出量の削減。
■問合せ先/県建設局河川課企画グループ
 電話(052)954―6553(ダイヤルイン)



VOICE113
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