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VOICE No.115

新年あけましておめでとうございます。

旧年中はお世話になりありがとうございました。日頃からのご支援に心から御礼を申し上げます。おかげさまで富田昭雄も元気に飛び廻っています。
昨年は国民民主党として参議院議員選挙では、愛知選挙区で、伊藤孝恵候補、全国区で川合たかのり候補が当選できましたこと感謝申し上げます。
いよいよ今年は、地方統一選挙が4月に行われます。
大きな時代の転換期に愛知県から新しい風を吹かせるべく頑張っていますので、今まで同様のご指導、ご支援を宜しくお願い申し上げます。

ジブリパークは開園後順調に集客しています!

スタジオジブリの世界観を体験できる公園施設「ジブリパーク」が、愛・地球博記念公園に開園し、混乱もなく順調なスタートを切っています。
2017年5月に、スタジオジブリの鈴木プロデューサーと、愛・地球博記念公園にジブリパークを整備することで合意してから、約5年5か月の歳月を経て、昨年の11月1日にジブリパークが開園しました。また、愛・地球博記念公園の北口広場では、ジブリパークの開園と合わせ、新たに整備したカフェテリア・売店併設施設「ロタンダ風ヶ丘」と、コンビニエンスストアの営業も始まりました。
周辺道路の渋滞も、開園に向けて取り組んできた駐車場整備・交差点改良の効果や、リニモと愛知環状鉄道において、昨年10月15日からスタートした、ジブリパークをイメージしたラッピング車両の運行など、各種の公共交通機関利用促進策が功を奏し、これまでのところ落ち着いた状態を保っています。ジブリパークには、全国そして海外からも大きな反響が寄せられており、そうした皆様のご期待に応えられるよう、今後とも効果的・効率的な管理運営を行ってまいります。
近隣のホテルも宿泊客が増加し、百貨店など小売業でもジブリ関連商品の販売が好調に推移しています。
本年度中に、残る2エリア「もののけの里」「魔女の谷」がオープンします。全面開園後の年間の来園数は、180万人、経済波及効果は480億円を見込んでいます。

県政150周年を機に新たな愛知を目指して邁進します!

令和4年11月1日に、待ちに待ったジブリパークが開園しました。今回は5施設のうち3施設の開園ですが人気は上々であり、来年の残る2施設開園が今から楽しみです。また、11月27日には、愛知芸術文化センターにて愛知県政150周年記念式典が盛大に開催されました。私たち新政あいち県議団では、記念すべき節目のこの年に、新たな愛知を目指して活動しています。こうした中、12月定例議会が、12月1日から20日までの日程で開かれました。一般会計545億余円、特別会計3千4百万余円、企業会計1億4千6百万余円の補正予算案および、条例の一部改正など、42議案を審議し可決成立させました。
今回の一般会計補正予算は、①新型コロナウイルス感染症対策(配食サービス支援、PCR検査支援、年末年始の医療機関支援、県立学校の学習保障支援など)、②燃油価格高騰対策、③給与改定、④来年4月予定の県議会議員選挙執行経費の一部、などが主な内容です。
予算以外の議案では、11月27日を「あいち県民の日」と定めるあいち県民の日条例、個人情報の保護に関する法律施行条例などが制定、可決されました。
また、「教員定数の改善と義務教育費国庫負担制度の充実について」、「医師確保対策の充実について」他3件の意見書を国に送付しました。なお、昨年度の決算は特別委員会で審議されたあと、今本会議で認定されました。

人権尊重の社会づくり条例に基づきネット上の誹謗中傷の書き込み削除

代表質問から様々な差別を解消するための取り組みついて知事は、今年度は、「新型コロナウイルス感染症」「部落差別」「外国人」「障害者」に関する差別的な書き込みを対象としたインターネットモリタリング事業を実施し、10月末までに350件の書き込みを把握し、このうち差別を助長する悪質で違法性の高い19件について、人権擁護機関である名古屋法務局に削除要請を行っていると答えました。
愛知県は、新たに人権相談窓口を設け、被害者の支援も行っています。日頃からの周知や社会の理解、システムの活用方法などを様々な機会を通じて丁寧に説明することが必要です。

愛知県水道管は80年以上が50% AIを使ってリスクの高い順に工事

最近、水道管が破裂して、水浸しになる報道が多くあります。日本中に水道管が高度経済成長期に設置したものが多く、耐用年数を超えたリスクの高い水道管が多いのです。
愛知県も耐用年数40年を超える水道管が56%を超えています。
いかに効率的に工事をするのか問われています。
新しい技術を駆使し、水道事業を安定的に保っていかなければなりません。
県に水道管の老朽化対策を計画的に進めるよう求めました。

新政あいち県議団は皆さまの声に耳を傾けます!

世直し富吉コラム

「エネルギーを考える」 豊富な資源の日本の地熱発電に注目!世界3位の資源量

ウクライナ情勢の影響で世界はエネルギー争奪戦に突入しています。石油や天然ガスに恵まれず、そのほとんどを輸入に頼る日本への影響は甚大です。そんな日本にも、世界3位の資源量を誇るエネルギー源があります。それは地熱です。火山の多い日本は、アメリカ、インドネシアに次ぐ規模となっています。日本各地の火山と温泉地に囲まれた地域で始まっています。
日本での地熱発電の歴史は、思ったよりも長く、開発に多くの地域が取り組んできたのですが、常に、開発地はどうしても温泉地に近く、掘削したり、蒸気を取り出したりしたことで、温泉の湯量が減ってしまうことなどの影響を懸念し、開発業者と温泉組合が対立する構図が起きていました。その結果断念せざるをえなかったのです。 しかし、その後、温泉に影響を与えない新しい発電方法が開発され、地域全体で取り組むところが増えてきました。
その新しい発電方法は「バイナリー発電」です。従来の地熱発電では高温の水蒸気が必要となり、発電を終えて温度が下がった水は地中に戻されます。
その際に、地下の源泉の温度が下がってしまう懸念がありました。バイナリー発電は、水よりも沸点の低いガスを媒介させることで、温泉地であまった蒸気をそのまま活用できます。地価の源泉に直接影響を与えないようにする技術です。この技術の登場で住民の懸念は解消されました。
地熱の資源量は、日本は世界第3位で、このポテンシャルは高いのです。ひとつの発電量が小さいものの、純正の国産エネルギーとして考える必要があります。まだまだこれから地熱発電は増えていきます。

県政トピック

愛知警察で映像通報システムが始まりました。

映像通報システム導入の最大の狙いは、通報者から、より正確な情報を提供していただき現場対応を迅速かつ的確に行うことです。 スマートホンの位置情報や動画や画像という客観的な情報により、通信指令室の担当者が迅速に状況を把握できれば、適切な人員の派遣や資器材の準備といった初動体制に生かせます。しかし、このような映像通報システムも、スタートしたばかりですが、まだ43件と認知度は低いです。 やはり、日頃からの周知や社会の理解、システムの活用方法などを様々な機会を通じて丁寧に説明することが必要です。通報者の動画情報が、迅速な検挙や状況把握に役立ちます。
■問合せ先/愛知県警住民サービス課
 電話(052)961―9110(ダイヤルイン)

愛知県政150周年記念行事開催

 1872年11月27日に、名古屋県から改称した当時の愛知県と額田県が合併し、現在の愛知県が誕生し、2022年11月27日に150周年を迎えました。 これまでの愛知の150年の歩みを振り返り、県民の皆様に郷土への愛着や誇りをお持ちいただき、将来も愛知に住み続けたいと思っていただく貴重な機会となります。 県政150周年を祝い盛り上げていくため、様々な事業を展開してきました。こうした中、11月26日には、航空自衛隊のブルーインパルスによる展示飛行が行われました。
■問合せ先/県政策企画局企画課企画第一グループ
 電話(052))954―6088(ダイヤルイン)

県立夜間中学の設置を検討!!

外国人のニーズが高い地域である豊橋市において、豊橋工科高校に夜間中学を設置します。
豊橋工科高校には、夜間定時制があり、給食施設など、夜間中学を設置するためのメリットが揃っています。開校は、2025年4月とし、対象となる生徒は、義務教育を修了しないまま学齢期を経過した方や、不登校などにより十分な教育を受けられないまま中学校を卒業した方、外国籍の方などです。
なお、特例として不登校の生徒が中学校に籍を置きながら、夜間中学へ通うことも可能となっています。
外国人は、豊橋市のほか、西三河地区や尾張地区にも多く居住されています。
特に、西三河地区では豊田市や岡崎市、尾張地区では小牧市、春日井市、一宮市などが多くなっています。
これらの市には、夜間定時制高校がありますので、夜間定時制がある高校を候補として、検討を進めていきます。
■問合せ先/高等学校教育課教科・定通指導グループ
 電話(052))954―6787(ダイヤルイン)



VOICE115
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