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VOICE No.123

暑中お見舞い申し上げます


▲国民民主党の名古屋駅での街頭活動で、聴衆の皆様に政策を訴えかける県連幹事長富田昭雄県会議員。

暑い日が続きますが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。日頃からのご支援に心から感謝申し上げます。
コロナ禍も明けて、地域の活動も以前のような賑わいが戻ってきました。是非、地域の様々な行事や活動を通じて地域の絆が強くなることを願っています。
今年は能登半島地震が元旦から起こり、被災地では大変な状況が続いています。政治の世界も大きく揺れています。裏金問題などで政治不信が高まるばかりで、真相を究明しようとする姿勢が自民党には全くありません。
政治資金規正法の改正案も、中身はザル法と言われて、国民民主党としても、建設的な提案を盛り込んだ法案を提出していますが、一切の修正もせず、数の力で押し切りました。法案の中身も「10年後に領収書を公開する」など「政治腐敗は、国民の常識を無視するところから始まる」と言いますが、酷い政治腐敗状態です。
次の衆議院議員選挙は、大きな流れを変えるきっかけになりますので是非ご支援ください。新しい政治の流れを作るべく頑張ってまいります。どうぞご指導宜しくお願いします。

大塚耕平氏が名古屋市長選挙に立候補表明


富田昭雄県議は1999年初当選、私は2001年初当選です。
以来、20年余に亘り県政と国政の立場から連携して仕事をしてきましたが、昨年6月、私は次期名古屋市長選挙に立候補することを表明しました。
医療・介護・子育て・教育・産業等々、全ての分野に関して「守る」「伸ばす」「創る」の3つの観点から名古屋をアップデートします。
今や県政の要であり、元ラガーマンの富田県議とタッグを組んで、名古屋・愛知・日本の課題に取り組みます。

1959年名古屋市生まれ。愛知県立旭丘高校卒、早稲田大学政経学部卒。1983年日本銀行入行。2001年から参議院議員(現在4期目)。内閣府副大臣、厚生労働副大臣を務める。

県民の皆様の「声」を「形」にする政策実現力向上!

愛知県議会6月議会は、6月14日に開会し、一般会計補正予算4,382万円を審議し可決しました。主な内容としては、豊山町に整備する基幹的広域防災拠点の入札不落を受けて、消防学校の整備方式を民間事業者が維持管理するBTO方式に改めて、実施手続きを進めるための予算、愛知県の「発酵文化」を観光資源として振興するための予算などです。
また、意見書として消防団の活動支援やひきこもり支援など国に求める意見書4件ほか、議長提案により「ガザ地区における人道上の危機的状況の改善と速やかな停戦の実施を求める」決議が採択され、7月3日に閉会しました。
そして、今後もSTATION Aiの開業、新体育館、アジア・アジアパラ競技大会の開催、さらにはセントレア空港の拡充など愛知のパラダイムを一転するプロジェクトが進められていきます。
我々あいち民主県議団は、これらのプロジェクトを成功に導き、県民目線の現場主義の県政を推し進め、県政の各分野での総合力を高め、県民の皆様の負託に応えていかなければなりません。そのためには、県民の皆様の「声」をしっかり聴き、その「声」を共有し、我々も議会で果敢に「声」を発し、「声」を「形」にする実現力をさらに高める普段の努力が求められます。
とりわけ今年度は、任期4年の2年目、腰を据えて様々な政策課題について議論を深め、きめ細やかな調査研究活動や条例等の発案も含めた政策立案活動、前例にとらわれない政策要望活動の仕組みの再考など、政策実現力向上に向けた活動に取り組み、愛知県議会でのあいち民主県議団の存在感をさらに高める取り組みを充実していきます。

大村秀章知事に全国初のカスハラ条例制定を要望!

悪質なクレームや嫌がらせなどのカスタマーハラスメントが社会問題になっている中、連合愛知傘下のUAゼンセン愛知県支部が、連合を代表して知事にカスハラ防止条例の制定を要望しました。
UAゼンセンは、小売りやサービス業など顧客と接する機会が多い業種でつくる労働組合で、実効性を確保するため、罰則付きの条例を求めたほか、制定に向けて様々な産業の労働者が加わった検討会の設置が必要だと指摘しました。
UAゼンセンによりますと2020年におこなった調査では、直近2年間でカスハラ被害に遭った人は、56%に上るそうです。国も厚生労働省が、カスハラ対策を盛り込んだ法改正に取り組み始めたようです。

世直し富吉コラム

環境を考える PFAS汚染 健康影響か?! 98%は汚染源不明

PFAS(ピーファス)汚染が、社会問題になっています。PFASとは、主にフッ素と炭素から成る有機化合物の総称で、4700種類存在するとされています。
水や油をはじく特性からかつては、フライパンのコーティング、撥水スプレー、泡消火剤、精密機械の製造など、幅広い用途に使われていました。長く環境に残留することから、「永遠の化学物質」とも呼ばれています。欧米の研究室では、PFASの一部の物質が発がん性や子どもへの成長の影響など、有害性が指摘されています。日本では、PFASのうち3種類の物質について、輸入や製造などが禁止されています。全国に広がるPFAS汚染、環境省が38都道府県1258地点の調査結果を公表していますが、最も高い濃度が検出されたのは、大阪府摂津市の地下水で、国の基準の420倍にあたる2万1000ナノグラム/Ł、水道水から高い濃度が検出されたのが、岡山県吉備中央町は、国の暫定基準値の28倍にものぼる高い濃度のPFASが検出されました。
問題発覚後、水源を切り替え、現在の濃度は基準値を下回っていますが、安全だと思っていた水道水が汚染されていたことで、大きな衝撃が走り、住民は不安な日々を過ごしています。健康への影響はどうか、住民の血液検査を受けた方全員が、健康リスクが高まると指摘される値を大幅に上回っているようです。まだまだ、病気との因果関係は証明できていませんが、行政への不信感は大きくなります。
愛知県でも豊山町で高い値が発見されて、話題となりました。知事が「今後とも地下水の調査をしていく」とコメントしていますが、健康への影響が懸念されます。今後とも実態把握に努めなければなりません。

県市政トピックス

浮体式洋上風力実証事業が始まる

NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、総額2兆円規模の「グリーンイノベーション基金」を活用して、「洋上風力発電の低コスト化プロジェクト」を進めています。このプロジェクトでは、フェーズ2として、2030年度までに浮体式洋上風力を国際競争力のある価格で商用化する技術を確立するため、発電事業者を巻き込んだ実証が行われます。愛知県田原市・豊橋市沖は、昨年10月に、この実証事業の候補海域の一つとして選定されました。NEDOが実施者を公募し、太平洋側で唯一行われる浮体式洋上風力実証となり、国内の洋上風力では最大規模(15MW超)の大型風車1基が運転される計画です。

【問合せ先】
経済産業局産業課技術課新エネルギーグループ
電話:052-954-7417(ダイヤルイン)


日立造船提供

「発酵食文化」の魅力を国内外へ発信し外国人観光客の誘致を!

愛知「発酵食文化」振興協議会の事業を通じて、地域をあげて愛知の「発酵食文化」の振興及び国内外への魅力発信を行い、外国人観光客の誘致を図ります。
県では、2018年に策定した「Aichi-Startup戦略」に基づき、STATIONAiプロジェクトを推進しており、プロジェクトの中核となる、日本最大のスタートアップ支援拠点STATIONAiが、10月31日にグランドオープンします。また、STATION Ai内に整備している、本県にゆかりのある革新的な事業を興した創業者や経営者の業績などを伝える「あいち創業館」が、11月1日に開館します。スタートアップに必要な施設機能と支援プログラムをワンストップ・ワンルーフで提供し、スタートアップの創出・育成・展開・誘致を推進することで、世界最大のスタートアップコミュニティの形成を進めます。
「発酵食文化」を観光資源として活用するにあたり、インバウンドのニーズや県内コンテンツの洗い出し等の調査を実施し、調査結果を踏まえ、今後取り組む事業計画を策定、愛知の「発酵食文化」について、有識者による講演や、様々な業界関係者によるパネルディスカッションを実施します。

【問合せ先】
観光コンベンション局観光コンベンション課魅力発信グループ
電話:052-954-6476(ダイヤルイン)

10月31日にSTATION Ai が名古屋鶴舞にオープンします!!

県では、2018年に策定した「Aichi-Startup戦略」に基づき、STATIONAiプロジェクトを推進しており、プロジェクトの中核となる、日本最大のスタートアップ支援拠点STATIONAiが、10月31日にグランドオープンします。また、STATION Ai内に整備している、本県にゆかりのある革新的な事業を興した創業者や経営者の業績などを伝える「あいち創業館」が、11月1日に開館します。スタートアップに必要な施設機能と支援プログラムをワンストップ・ワンルーフで提供し、スタートアップの創出・育成・展開・誘致を推進することで、世界最大のスタートアップコミュニティの形成を進めます。

【問合せ先】
経済産業局スタートアップ推進課拠点推進グループ
電話:052-954-6699(ダイヤルイン)


愛知万博20周年記念事業応援サポーターを募集します!

県では、2005年に開催された愛知万博から2025年で20年となることから、2025年3月25日(火)から9月25日(木)までの185日間、愛・地球博記念公園において、20周年を記念する事業を行います。本事業のPR等に御協力いただける個人、企業等の皆様を対象に「愛知万博20周年記念事業応援サポーター」の募集を開始することとしました。多くの個人、企業等の皆様からの登録をお待ちしております。
【問合せ先】
政策企画局企画課記念事業推進室企画・調整グループ
電話:052-954-6073(ダイヤルイン)

木曽川水系連絡導水路事業再開河村市長が事業に参加表明!

「木曽川導水路事業」が13年ぶりに動き出し5月17日に関係自治体が集まり、検討会が開催されました。中部地方整備局が提出した資料には13年前に890億円だった事業費が、2270億円になるということです。最大の利水者として参加している愛知県の負担分は800億円にもなります。全ては、徳山ダムから毎秒4トン分の水を愛知県が引き込む水利権の設置から始まっています。
しかし、この30年間に社会状況は大きく変化し、人口が減少に転じ、節水技術は格段の進歩を遂げて、水需要は減少傾向にあることは明らかです。特に深刻なのは県の水道事業への影響です、水道管などインフラの耐震化更新時期を迎えて巨額の投資を迫られており、水道料金の大幅値上げは避けられません。そんな中で、新たな利水のため500億円近い投資をすべきか今後しっかりと県議会で議論しなければなりません。
【問合せ先】
建設局水資源課水資源計画グループ
電話:052-954-6121(ダイヤルイン)

中村公園に『大河ドラマ館』を名古屋市が建設を検討する方針

2026年放送のNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』を観光に生かすため、豊臣秀吉や弟秀長の生誕の地とされる現在の中村公園に、大河ドラマ館を建設する方針を示しました。併せて公園周辺も整備し、魅力向上につなげます。中村公園は秀吉らの生誕の地とされ、現在も名古屋駅から中村公園までの太閤秀吉功路の整備などを通して武将観光を推進しています。大河ドラマ館を設置した他都市が多くの観光客で賑わい、経済波及効果があったことを踏まえ、名古屋市も設置を検討する方針です。
【問合せ先】
観光文化交流局観光企画課
電話:052-972-2425(ダイヤルイン)



VOICE122
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